個人加盟労働組合
ユニオン千葉

                     退職勧奨学習塾教室長

                                                                                                   
                              労働相談内容

                              千葉県下,山武地区の学習塾の教室長が相談に来ました。
                              2年半で80人の生徒が30人に減少し教室長交代の話が出たのです。
                              自分は人事、総務などへの移動を希望しました。
                              会社は希望部所も含め全ての場所で人がいっぱいで行く場所が無い。
                              辞めてもらえないかと退職勧奨を受けました。
                              辞める気はないので退職勧奨には応じるつもりはありません。
                              どうしたらいいでしょうかとの相談でした。
                              ユニオン千葉としてどうして80人から30人に生徒が減ったのですかと尋ねました。
                              会社のフランチャイズが近くに開講し、自分の教室の生徒が移籍しました。
                              自分が募集していた地域も取られました。
                              他の塾が立地条件の良い場所に3つ開講しているのです。
                              自分だけの責任じゃないと思います。
                              ユニオン千葉の回答は退職したくないのであれば勧奨に応じてはいけません。
                              加入したら会社に団体交渉を申し込みますがどうですか?
                              本人はじっと考えていましたがもう少し自分で交渉してみます、と言って帰りました。

                              それからちょうど2週間後でした。
                              再度尋ねてきました。
                              解雇されました、ユニオン千葉に加入させて下さい。
                              詳しく事情を確認しました。
                              2日前に人事部の課長が教室に来ました。
                              自分の質問意見など一切聞かず解雇を伝達して行きました。
                              時間は約5分程度でした。、
                              生徒数の減少が就業規則に該当すると口頭で言われました。
                              詳しく話しているうちに。次のような事実が判明しました。
                              学習塾が休日出勤手当ての支給漏れで労基署から是正勧告を受けたのです。
                              2年間の追加支給が数億になった新聞記事を見せられました。
                              2年前に労働基準監督署に申し立てを行った本人だと言うのです。
                              本人の業績以外にその辺にも隠れた解雇理由があるのかなと感じました。
                              会社は本人に対し解雇予告手当てを振り込んでいました。

                              団体交渉は加入してから2週間後でした。
                              会社側は堂々と反論して来ました。
                              就業規則により成績が著しく劣り見込みの無い場合は解雇であると主張しました。
                              30人の生徒では教室は成り立たないとの事でした。
                              本人もその点は理解していましたが自分だけの責任だけでは無いと主張しました。
                              本人は社会保険労務士の受験経験があり労働法はよく知っていました。
                              会社の解雇は解雇権の濫用であると反論しました。
                              ただ本人の主張は会社側の態度を硬化させたのは事実でした。
                              今まで解雇で退職した人はその学習塾にはいない事がわかりました。
                              全て退職勧奨の段階で退職していたのです。
                              労基署に申し立てをしたのを理由に解雇したのではないかと反論しました。
                              会社にとって初めての解雇には業務成績以外の思惑があると感じたのです。
                              会社側はそれとは関係ない、すべて業務成績が劣るとだけ主張しました。
                              3回の団体交渉を実施しました。
                              会社側はその都度意外なほど誠意を持って対応しました。
                              最終的に解雇撤回は出来ませんでしたが解決金支払いで終了しました。

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