個人加盟労働組合ユニオン千葉



              退職金未払い(機器メーカー社員)

              
                   労働相談内容

                    ある日女性の相談者が来られました。
                    主人(Kさん)が脳内出血で1ヶ月半前から入院しています。
                    給料未払いの状態になっていると言う相談でした。
                    有給休暇の残数、就業規則、傷病手当金の件などを確認しました。
                    ほとんど何も知らない様子でした。
                    その日はそのまま帰りました。
                    次の日電話して来て加入したいと連絡がありました。
                    組合員は入院中のKさんです。
                    加入後すぐKさんの加入通知書と団体交渉申し入れ書を会社宛送付しました。
                    就業規則の提出を依頼、要求事項明細を記入しました。

                    第1回目の団体交渉はユニオン千葉専従1名、組合員1名、奥さんの3名が出席。
                    会社側は社長、総務部長、総務担当の3名です。
                    会社側より就業規則を渡されました。
                    自分の理由による休職は無給である、有給休暇分は全て給料として払います。
                    傷病手当金の申請については会社で必要事項には記入印鑑を押します。
                    以上のような回答がありました。
                    上記の話会いの後社長より奥さんに対して苦情がありました。
                    休職するのに会社から連絡しないと何も連絡くれないとは非常識ではないか。
                    kさんに対する仕事上の不満をあれこれ言い始めました。
                    本人から退職届けの提出がありましたが破きました。
                    会社に対して多額の損害を与えているんです。
                    Kさんに対し社長が好い感情を持っていないのだけはよくわかりました。
                    しかし本人不在ですのでただ聞いただけでした。
                    1回目の団体交渉の後病院の診断書を提出しました。
                    病状の経過が芳しくありませんでした。
                    社長と休職が満了して退職になった場合について打ち合わせしました。
                    退職金については会社に迷惑をかけたので出せないとの事でした。
                    3年前に有力得意先に請求もれを多数引き起こしました。
                    今回又得意先に対し300万の請求漏れがあるとの事でした。
                    退職金規定には勤務成績が優秀と社長が認めたものに限り支給するとしてあります。
                    Kさんには規定により支給できませんと言う話でした。

                    第1回目から2ヶ月半後に第2回目団体交渉をを行いました。
                    Kさんの奥さんは精神的に参っているということで出席できない状態でした。
                    団体交渉では社長と激しい言葉の応酬になりました。
                    社長はKさんがいかに不良社員であったかを述べてきました。
                    本人が参加していないので反論に骨がおれました。
                    2回目の団体交渉の後郵便書類、FAX、電話の交渉が何回も続きました。
                    休職期間(6ヶ月)が過ぎても解決しませんでした。
                    解決したのは休職期間終了後40日後でした。
                    退職金が無事入金したのはそれから20日後でした。

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