個人加盟労働組合ユニオン千葉




残業代未払い(トラック運転手)

労働相談内容 

市原市内従業員30名のM運送会社のトラック運転手2名が加入しました。
1名はその時点で会社を退職する事が決まっておりました。
残業代未払い、雇用保険が入社して4ヶ月間入っていないので入れて欲しい、社用の電話代料金を自己負担しているので支払って欲しいなどです。2名の労働条件が不明なので労働契約書を要求しましたが作成していないとの事でした。会社側の対応は良く加入して20日後には第1回の団体交渉がユニオン千葉事務所で行われました。
会社側社長、弁護士、社会保険労務士の3名、ユニオン千葉側当該1名、(退職予定の1名は所用があって欠席)専従の2名。社長も弁護士も穏やかな話しぶりでしたが残業代の金額については再度検討するとの事でした。
2回目の団体交渉の前迄に金額はある程度煮詰まっていたのですが解決金の支払い条件が問題となりました。
会社側は12回分割払いを要求して来たのです。
2回目の団体交渉の後6回の分割払い迄譲歩してきましたが応じる事はできません。
再三弁護士と電話、ファックスで交渉の後5ヶ月後に一括払いで合意しました。
この後M運送会社に前回残った1名の組合員と新たに組合員となったM運送会社の社員が残業代請求を行いました。2度目の残業代請求した社員は退職を決めておりました。1回目の団体交渉は社長と社労士の2名、2回目は社長、弁護士、社労士の3名、3回目は社長不在で弁護士と社労士の2名でした。
ユニオン千葉はその都度当該2名と応援組合員1名、専従の4名で対応しました。
M運送会社の社長は前回の労働問題が解決した6ヶ月後に就業規則を変更し千葉労働基準監督署に届けておりました。変更した就業規則は基本となる賃金を低く設定し、売上手当の2/3は法定労働時間を超えた労働に対する割増手当50時間分に相当するとなっていました。従業員に対する説明不足の点はありましたが各従業員から就業規則の変更を了承する旨の署名捺印をとっておりました。
変更した就業規則では残業代が発生せず旧就業規則の期間6ヶ月分が支払われました。
初めて残業代を請求した組合員はそのまま会社に継続勤務しました。
同じ組合員が同じ会社に残業代を2度請求し、その都度会社が支払いに応じたと言う珍しい案件でした。

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