個人加盟労働組合ユニオン千葉




残業代未払い(葬儀社社員)

労働相談内容 

千葉市内の葬儀社の社員が2名加入しました。残業代未払いの問題でした。
加入後すぐ、1回目団体交渉の前に2名の社員は葬儀社を退職しました。
葬儀社の社員は月に7~8回程度宿直がありその時は宿直手当が支払われていました。葬儀社の仕事は1日24時間が仕事でありお客様親族が亡くなられると仕事にかかります。雇用契約書には1日7時間労働、休憩時間2時間、休日は月6日と明記されていました。実際に勤務表を見ると休日は1週に1回で殆どが月5日の休日でした。
長い勤務時間でありながら実態とはかけ離れた、労働基準法に抵触しないように作られた雇用契約書です。
常に緊張を強いられておりながらそれに見合う金額の宿直手当も払われていませんでした。仕事明け、休日に自宅にいる時も携帯電話を持たされていつでも出勤できるように指示されておりました。実際に緊急時に仕事した時は労働時間として支払われておりましたが待機時間は無給です。
宿直の時は言うまでも無く自宅にいる時でさえのんびりと旅行に行ったり、お酒を飲む事ができません。宿直は会社の指示命令で行っているのですから労働時間となるのが普通です。
又宿直時間全てを労働時間としない迄も社員が満足できる、拘束時間に見合った宿直手当が必要です。時間を拘束され、昼、夜いつでも緊張を強いられる葬儀社の社員としして大きな不満を感じているのがよくわかりました。
加入後団体交渉申し込み書を送り、ユニオン千葉事務所で2回の団体交渉を行いました。葬儀担当の部長と社員1名が出席しましたが、契約書に宿直の時は宿直手当を支払っているのだから残業には当たらないとだけ同じ事を繰り返すだけでした。
社長の団交出席を再三求めましたが出て来ることはありませんでした。
会社側も回答に窮してか、3回目より弁護士に依頼し、千葉市内の弁護士事務所で団体交渉を行いました。弁護士らしからぬ言動のややツッパリ気味の弁護士でしたが5回目の団交に於いて、労使中間的な金額で解決しました。



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