個人加盟労働組合ユニオン千葉






破産債権ペットショップ店員)

労働相談内容 

平成〇○年9月19日ペットショップ、B社の20代の女性店員4人が加入しました。
賃金が最低賃金を下回り、又残業代が支払われていないのでそれを請求したいとの事でした。ペットショップの店員の給料は非常に低いと言うことを知り驚きました。
聞くところによると好きな仕事をしているのだから安くてもいいだろうと経営者から言われていたそうです。
会社に対して既に請求書を送付していましたが会社からの回答は誠意のあるものではありませんでした。
最低賃金については固定残業代、皆勤手当、交通費を最低賃金分に参入できないと言う4人の主張でしたが会社の見解と違っていたようです。
残業代は4人の友人で労働基準法にに詳しい人が計算したとの事でした。出勤時間、退勤時間の資料が揃っていないので各人のシフト表、パソコンの起動、終了時間で勤務時間を算定しました。やっと4人分の残業代計算書が出来て会社宛に送付しようとしたところ9月27日付けのB社代表取締役からの「破産手続き通知書」が社員宛に送付されて来ました。本日中に裁判所に破産手続きを申請しますと書かれていました。ペットショップ事業は他の事業引受先を探していたが引受先は見つからなかったと明記してありました。1ヶ月分の解雇予告手当計算書、社会保険、雇用保険関係の社労士事務所名、破産手続きの弁護士の名前などが記入されておりました。
その後破産管財人の弁護士が選定されました。
残業代の債権は破産管財人の事務所に送付、数回の電話FAXでの打合せの後日比谷公園近くの破産管財人事務所をを訪問、破産債権の明細について打合せいたしました。平成○○年2月17日に債権者集会が開催、最終的に残業代の3ヶ月分が支払われる事になりました。破産債権の回収は手間がかかるのと2年分の残業代のうち3ヶ月の配当ですから残業代計算書からすると金額が非常に少なくなります。やはり会社は破産すると経営者も労働者もダメにしますね。



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