個人加盟労働組合ユニオン千葉

                       配置転換 マンション管理人

                                                                                                                                  
                            労働相談内容

                              
                              不当な配置転換ではないでしょうか。
                              千葉市内のマンションの住込管理人夫婦が二人揃って労働相談に来ました。
                              住込から巡回代務の管理人になってくれと言われているとの事です。
                              現在はマンション出入り口の隣の部屋に住んでいます。
                              巡回代務というのはマンションの管理人が病気などの代わりに管理人を行う仕事です。
                              住居は自分で探す必要があります。
                              せっかくこのマンションの住民と友達になれたのでここのマンションに居たいのです。
                              質問  何故このマンションから出なければならないのですか、理由はと聞きました。
                              2年前にマンション管理会社に就職し住込でこのマンションに入居しました。
                              その時理由があって高利貸からお金を借りました。
                              支払い督促の電話が高利貸から何回も電話が入りました。
                              会社の人事部迄電話がかかりました。
                              この件は弁護士に依頼して解決しました。
                              その後人事部の課長よりこの問題で退職勧奨を受けました。
                              その時は退職せずにすみました。
                              ただ人事部の課長はそれ以来何かにつけていじめパワハラ、嫌がらせをします。
                              質問  今回巡回代務に配置転換の話は嫌がらせだけですか、他に理由はありませんか。
                              実はマンションの住民に女性の老人が住んでいます。
                              その方から管理費を預かりました。
                              すぐ入金すれば良かったのですが数日遅れました。
                              それが自分のふところに入れたのではないかと疑われたのです。
                              管理事務所に女性のパート社員がいます。
                              その女性が人事部の課長に話したのです。
                              質問  それ以外に言われている事はありませんか。
                              マンションの住民の一部が管理会社に私に対する苦情を言っていると聞いています。
                              最初労働相談だけでしたが数日の後ユニオン千葉に加入しました。

                              団体交渉申し入れから2週間後第1回目が行われました。
                              会社側は人事部長、人事部課長、弁護士の3名。
                              ユニオン千葉側、管理人夫婦、組合役員2名の計4名。
                              団体交渉の目的は配置転換撤回でした。
                              会社側はマンション住民に対し挨拶しない、態度が大きい、金銭的問題もある。
                              などと具体的に反論して来ました。
                              マンション管理会社はマンション住民がお客様である。
                              住民の評判の悪い管理人を交代するのは義務であると言い放ちました。
                              管理人夫婦は全ての住民に評判が悪い訳ではないと反論しました。
                              よくやってると言ってくれる住民も多いと話しました。
                              しかし会社側は配置転換撤回は了承しませんでした。
                              1回目の団体交渉の後マンション内で配置転換撤回の署名運動が始まりました。
                              住民の過半数の署名が集まりました。
                              ユニオン千葉はマンションの集会所で管理組合の役員と面談しました。
                              役員の話ではマンション管理人の選定権利は雇い主である管理会社にある。
                              マンション住民全体を巻き込んでの署名運動は管理組合として無視できません。
                              管理組合の理事会で管理会社に説明をして貰う事にしました。
                              それから2週間後マンション役員よりメールで理事会の内容を知らせて来ました。
                              理事会では管理会社の決定はやむなしという意見が大半であった。
                              署名した人も詳しい内容がわからない人も多かった。
                              以上の内容でした。

                              これを聞いてすぐ2回目の団体交渉を申し入れました。
                              2回目は申し込んで2週間足らずで実施されました。
                              配置転換と同時に時間外手当の請求も行いました。
                              マンション管理人には勤務時間後の仕事も多かったのです。
                              配置転換に関しては会社側は一歩も譲りませんでした。
                              激しい応酬が行われました。
                              管理組合理事会が反対している管理人。
                              居座る事は困難に思えましたが主張を譲らずに終了しました。
                              残業代支払いについては正当なものであれば請求書を精査して回答する事でした。
                              3回目の団体交渉を申し込みましたが実施されませんでした。
                              弁護士が交渉の窓口に立ち再三に渡り協議しました。
                              この労働問題が解決したのは団体交渉の2ヶ月後でした。
                              署名運動の甲斐もなく残念ながら配置転換撤回は出来ませんでした。
                              時間外手当は請求額に近い金額の支払いが行われました。

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